2011年05月13日

「サッカー少年がみるみる育つ!」 本の紹介

「サッカー少年がみるみる育つ!」 
   有名校・強豪校チームの現場に学ぶ超効果的指導法  鈴木 智之著 出版芸術社


まず著者のことば
いい指導者とは、選手たちに多くのことを教えないのです。教えるのではなく、考えさせる。やらせてみて、見守る。

育成年代の指導者に必要なことは、

「子供を育てる情熱があること」
「成長を待つ我慢ができること」
「成長へのヒントを与えてあげられること」

この3つです。
そこに「教える」という行為は存在しません。


「サッカー少年がみるみる育つ!」 本の紹介

半年ほど前に購入しなんどもなんども気になったことがあればペラペラとページをめくっています。
この本を読んで「考える」サッカーの大切さを感じました。私は野球をしていましたが、野球ではゆっくり考える時間があります。しかしサッカーにはありません。一瞬の判断で自分の中で最良と思うプレーを選択しなくてはいけません。そこがサッカーの難しところであり、逆に面白いところだと思います。

今豪太は、心身ともにいまいちです。親子で「何かを変えていこうiconN04変わっていこうiconN04」を合言葉に前に進もうとしています。その場限りではなく、本当の力をつけていくためには、どうすればいいのかiconN05答えは見つかりませんが・・・icon23
「365歩のマーチ」だ(古っkao08


「一瞬の判断が面白い」と感じてプレーが出来たら豪太は、もっともっとサッカーが好きになり、楽しくなり、そして上手くなるのかなiconN04



P.S.

私の好きなフレーズを集めてみました。

★いい選手とは、技術を適切な場面で適切なときに発揮できること。そのために必要となるのが、サッカーに対して考える力を養うことです。

★相手と「駆け引き」のできる選手を育てる。相手を見て、プレーを変える。自分のプレーで相手を動かす。プレーの一つひとつに意図があるか、意思があるかをみてあげてください。

★うまい選手から怖い選手へ。怖い選手とは「相手のゴールを常に意識している」選手のこと。

★サッカーで真面目すぎることは弱点?自分で工夫することができない。プレーに遊びの部分がないので、相手に読まれる。サッカーはいかに相手の裏をかくかが重要なスポーツです。真面目な選手でなく賢い選手に!

★気持ちが落ち込んでいたり、後ろ向きの状態におちいったときに「魔のサイクル」を断ち切るために必要なのが「誉めること」。魔のサイクルの真っ只中にいる選手が、周りの選手を誉めること。

★体格に優れている子、足の速い子ほど、技術面をしっかりと身につけさせる。そのクラブや地域では速いほうかもしれません。しかし日本全国、果ては海外に出れば、その子と同じスピードをもつ選手はたくさんいるでしょう。

★考える力をつけるコツは試合を振り返ることを習慣化する。ノートに書くという行為は、考える力を養ううえで効果があります。

★怒ると叱るを区別する。「怒っているのか」それとも「叱っているのか」どちらなのかということです。

★指導者の役割は、子供がもつ「もっとうまくなりたい」という気持ちに火を灯すことかもしれません。





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